鉄路を駆ける日々

日本の鉄道旅行を楽しむ乗り鉄ブログ。乗車記・乗車テクニック・鉄道ニュースなど。

JR西日本の通勤特急回数券が一部縮小。途中駅からの乗車はチケットレス指定席へ誘導?

JR西日本が販売している大阪近郊の特急料金回数券の一部が3月で廃止されます。対象となるのは湖西線・琵琶湖線方面のうち京都発着の計2区間で、これをもって大阪・神戸地区発着以外の回数券は全廃となります*1

 

<販売終了となる区間>

  • 京都〜近江今津(3,080円/4回分)
  • 京都〜近江八幡(2,680円/4回分)

f:id:tokyu2000_norurun:20190301223534j:image

 

通勤客に少しでも特急の快適通勤利用を喚起するため、また事前にまとめて購入してもらうことで車内精算の人手を減らすために設定されてきたこの手の回数券も、ネット予約への誘導と更なる車掌削減のため全国的に縮小傾向です。今回は神戸線通勤特急「らくラクはりま」の運転開始を契機として指定席・ネット予約への誘導が行われた格好です。プレスリリース中でも代替商品として「J-WESTチケットレス特急券」が提示されており、JR西日本が発行するクレジットカードに入会すれば回数券よりも更に安く指定席が利用できるようになっています。ただ、今回手を入れられたのは途中駅の京都発着のみで、先んじて廃止となったのは自由席では座れないリスクがあるために着席保証のチケットレスへの移行が進みやすいという理由からなのかもしれません。

現在このような取り組みはJR東日本の方が先行していて、今春の中央線特急の全車指定席化とチケットレス特急券の設定、代わりに「中央線料金回数券」の廃止というのと重なる動きです。それに比べればJR西日本の変革は緩やかで、やはり関西圏の通勤ラッシュと着席需要はあまり多くはないということなのでしょうか。

*1:大阪に乗り入れない嵯峨野線系統は除く