鉄路を駆ける日々

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全国「長距離・長時間列車」総まとめ2020〜最長普通列車から新幹線まで

のんびりと列車の旅を満喫できる長距離・長時間列車をまとめました。

※(2020/3/8更新)2020年春の改正を反映しました。運行時刻例を追加し、所要時間の表記を最速列車のものに統一しました。福岡タ〜札幌タ間の貨物列車を追加しました。

旅客列車総合1位:東海道山陽新幹線「のぞみ」(東京〜博多 1174.9km/4時間46分)

栄えある総合一位は太平洋ベルトを貫く日本の大動脈、東海道山陽新幹線です!東京〜博多間を通して走る「のぞみ」は1174.9km*1僅か4時間46分*2で結びます。流石のスピードですね!

  • 運行時刻例:博多18時59分発→東京23時45分着

※2位:寝台特急「サンライズ出雲」(東京〜出雲市 953.6km/11時間58分)

  • 運行時刻例:東京22時0分発→出雲市翌9時58分着

※3位:山陽九州新幹線「みずほ」「さくら」(新大阪〜鹿児島中央 911.2km/実際の距離810.5km/3時間43分)

運行時刻例:新大阪7時51分発→鹿児島中央11時32分着

※実距離3位:寝台特急「サンライズ瀬戸」(東京〜高松〜琴平*3琴平まで848.7km/10時間39分)

  • 運行時刻:東京22時0分発→琴平8時39分着

 

特急列車1位&所要時間1位:寝台特急「サンライズ出雲」(東京〜出雲市 953.6km/11時間58分)

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新幹線を除いた1位は日本唯一の寝台特急となった「サンライズエクスプレス」です。真夜中の東海道線を走破して岡山から中国山地を縦断し出雲まで12時間あまり。岡山から分かれて四国に向かう「サンライズ瀬戸」(2位)よりも長く乗っていられます。夏の上り列車なら宍道湖に沈む夕陽を見られます。

なお、繁忙期に走る臨時便は更に2時間ほど時間がかかるので、貴重な長距離列車の旅を満喫できます。

www.myrailwaytravel.net

 

※2位:寝台特急「サンライズ瀬戸」(東京〜琴平 848.7km)

 

昼行列車1位:特急「にちりんシーガイア」(博多〜宮崎空港 413.1km/5時間40分)

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24号に使われる787系。JR九州を代表する名車です。

昼間の列車で最長距離を走るのは、福岡と宮崎を日豊本線経由で直通する特急「にちりんシーガイア」です。

毎日下り1本、上り2本走っていて、それぞれの列車に魅力があります。まず下り7号は博多を朝出て宮崎に昼間に着くので便利が良く、全区間で車窓を楽しめます。宮崎を15時台に出る上り20号は、パノラマ車両で最前列が自由席なので気軽に前面展望を楽しめます。そして上り24号には「つばめ型」787系が使われており、グリーン個室やDXグリーンが付いている上、博多まで唯一6時間以上乗っていられるのでゆったりした旅を楽しめます。その反面基本的に日が暮れた後に走るので、景色を見ることはできません。

なお、通常の「にちりん」も下り1本だけは小倉→宮崎空港間を走ります(345.9km)。

  • 運行時刻例:宮崎空港15時17分発→博多20時57分着

※2位:特急「宗谷」(札幌〜稚内 396.2km/5時間10分)

  • 運行時刻例:札幌7時30分発→稚内12時40分着

※3位:特急「スーパーおき」(鳥取〜新山口 378.1km/5時間12分)

  • 運行時刻例:鳥取9時29分発→新山口14時41分着

 

気動車列車1位:特急「宗谷」(札幌〜稚内 396.2km/5時間11分)

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2017年までは「スーパー宗谷」でした。

ディーゼルカーに限ると1位は札幌から日本最北の地稚内までの特急「宗谷」です。札幌から旭川までは石狩川に沿って、名寄を過ぎると広大なサロベツ原野を走ります。長距離列車ファンは旭川発稚内行きの普通列車(所要6時間越え)も合わせて制覇しておきましょう。

※2位:特急「スーパーおき」(鳥取〜新山口 378.1km/5時間23分)

新山口行きの1号車1D席は前面展望しながら日本海も眺められる贅沢な席です。

※3位:特急「オホーツク」(札幌〜網走 374.5km/5時間21分)

  • 運行時刻例:札幌6時56分発→網走12時17分着

 

普通列車1位:新快速(敦賀〜播州赤穂 275.5km/4時間6分)

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“長距離鈍行”1位は京阪神を駆け抜ける新快速です。福井県南部の敦賀から琵琶湖の東側を回り、滋賀・京都・大阪を抜けて兵庫県西部の播州赤穂まで275.5kmを走ります…

…というのが実は若干ウソで、ダイヤ上は直通運転しているものの、実際は敦賀〜姫路間を走る4両編成と途中の米原〜播州赤穂間を走る8両編成に分かれていて、始発から終点まで走る車両はありません。従って乗り通す際は途中で車両を移らなくてはなりません。

  • 運行時刻例:敦賀17時49分発→播州赤穂21時55分着

真の普通列車1位?:上野東京ライン普通(黒磯〜熱海 267.9km/4時間36分)

正式な(?)最長列車は関東を縦断する上野東京ラインの列車で、静岡県の熱海から神奈川・東京・埼玉・茨城を通り栃木県北端の黒磯まで267.9kmを走破します。2019年春の改正で昼間の1本が分断され、熱海を夕方に出る終電か黒磯を早朝に出る列車の1往復のみとなりました。新快速と違って硬めのロングシートが主体ですが、2階建てのグリーン車はこれだけ乗っても780円の均一料金でお得です。

  • 運行時刻例:黒磯6時52分発→熱海11時28分着

※3位:宗谷本線普通(旭川〜稚内 259.4km/6時間5分)

普通列車の中では所要時間最長です。

  • 運行時刻:旭川6時3分発→稚内12時8分着

もしかして普通列車1位?:山手線(18.1周 623.2km/20時間9分)

山手線外回りの休日01G運用は田町を4時39分に出てから列車番号を変えながらも休むことなくひたすら東京を回り続け、深夜0時31分にようやく品川で終点となる"長距離列車"です。その距離は東京〜姫路間に匹敵します。全国でいくら長距離列車が削減されてもここならお手軽に旅を満喫(?)できそうです。乗りっぱなしでもたったの760円で済みますし(都区内パス)。

 

私鉄1位:近鉄京伊特急(京都〜賢島 195.2km/2時間43分)

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賢島では近鉄の看板車両が一同に会します。

私鉄完結の中では日本最大の路線網を擁する近鉄の特急が最長です。京都から奈良県を縦断して大和八木で大阪からの線路に合流し、東に曲がって伊勢に至り、志摩半島の南端の賢島*4までの195.2kmを走破します。1日1往復は豪華リゾート特急「しまかぜ」が使われるので、優雅な旅を満喫できます。

  • 運行時刻例:京都16時15分発→賢島18時58分着

※2位:東武特急「リバティ会津」(浅草〜会津田島 190.7km/3時間13分)

特急でありながらも下今市〜会津田島間(全体のほぼ半分!)は乗車券のみで乗れる珍しい列車です。今後停車駅が減らされるという噂があるので、この区間の各駅に丹念に止まる列車は無くなってしまいそうです。

  • 運行時刻例:浅草6時30分発→会津田島9時43分着

※追記(2020/3/8)東武から2020年6月の改正で停車駅が減らされることが発表されましたが、ほぼ各停の列車も残るそうです。

※3位:近鉄阪伊特急(大阪難波〜賢島 176.9km/2時間21分)

  • 運行時刻例:賢島16時0分発→大阪難波18時21分着

 

新しい長距離列車:特急「ひたち」(品川〜仙台373.9km/4時間38分)

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2020年3月に常磐線の被災区間が復旧するのに合わせ、上野〜仙台間を走破する長距離特急が9年振りに復活します。この長いブランクの間に上野東京ラインが開業したことで品川発着となり、更に運行距離が延びました。JR東日本では(新幹線やサンライズを除けば)新たな1位となります。3月には運行再開を前に安倍首相が試乗しました。

  • 運行時刻例:仙台10時13分発→品川14時51分着

貨物列車1位:JR貨物 98レ〜3098レ〜2071レ (札幌貨物ターミナル〜福岡貨物ターミナル 2127.4km/37時間58分)

真の最長列車は貨物列車です。札幌を夜22時前に出て室蘭本線経由で函館・五稜郭に至り、青函トンネルを抜けて日本海縦貫線を南下します。湖西線経由で大阪入りし、山陽本線を駆け抜けて福岡には翌々日の朝11時前に到着します。

この反対方面の列車もあり、こちらの方が5時間ほど長くかかります。これが真の「最長列車」でしょうか。

※最新の時刻が手に入っていないので過去の時刻を基にしています。ご了承ください。

クルーズ列車1位:四季島3泊4日コース(上野〜上野 2317.2km/77時間57分)

通常のきっぷでは乗れないのはもちろんのこと、全区間乗ることができない列車でもあります。具体的にはできるだけ車内に居られるコース選択をしても登別→東室蘭間、新津→東三条間はバス移動になってしまいます。

*1:在来線のルートに基づいた便宜上のもので、実際の走行距離は1069.1km

*2:最速の64号

*3:週末を中心に恒久的に延長運転中

*4:正確には独立した島