鉄路を駆ける日々

日本の鉄道旅行を楽しむ乗り鉄ブログ。

【デビュー初日】Q SEAT車両乗車記<大井町→長津田><クロスver.>

帰宅客で賑わう金曜夜の東急大井町駅にやってまいりました…

ここから乗車するのは、大井町線・田園都市線初の座席指定サービス「Q SEAT」です。

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※一番列車は都合がつかなかったので三番列車に乗車しました。

記念乗車券を手に入れてホームに入ると、前日まで無かった「Q SEATウェイティングエリア」の案内が貼られていました。ホームの広い大井町では、入線までホーム中央部で待機することとなっているようです。東京駅9番線の「湘南ライナー」の待機場所を思い起こさせますが、Q SEATにもあのように繁盛する日が来るのでしょうか。

列車は通常の急行として発車6分前に入線してきました。送り込みもクロスモードで営業するのは「TJライナー」と同じですが、より折り返し時間が短くなっています。清掃も無くすぐに乗り込めたため慌ただしさは感じません。

 

大井町21:20→長津田22:04

東急大井町線田園都市線 急行<Q SEAT211号> 長津田行

 

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始発駅では一部のドアしか開かない「京王ライナー」とは異なり、Q SEATでは乗車駅でも全てのドアを開放します。ドア前に立つ係員にスマホの画面を見せて乗車しました。

車内ではQ SEATを知らせる放送が肉声では流れていましたが、自動放送、LCDともに案内はゼロで拍子抜け。折角の高性能な設備も持ち腐れもいいところです。

それを補うかのように全てのドアに係員が立ち、検札と案内を行っていました。1両に4人もの係員が有料区間のたまプラーザまで乗務し、かなり人手がかかってました。

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↑乗車時の記念品はフリクションボールペンでした。ちょっと金がかかってます。

前後の普通車両もあまり混雑しておらず、数分前に着けば座れてしまうほどでした。大井町からの乗車ではQ SEATの意義は大きくなさそうです。目立った混乱もなく、僅かなファンと駅員に見送られて列車は大井町を定刻通り出発しました。乗車時間の割には座席の掛け心地は良いものの、流石に「京王ライナー」ほどではありません。

旗の台・大岡山・自由が丘の各乗車駅では、係員がホームに下りて検札と案内を行っていましたが、仮にまだ空いていてもここでは指定券は買えないようです。

二子玉川では混雑緩和のため渋谷からの急行が後着先発となります。その急行が遅れていたため、こちらも2分延発となりました。この時間も田園都市線は頻繁に遅れるので、直通急行もここで待たされやすいです。

その急行の後を追ってゆっくり走り、次の溝の口に到着しました。溝の口では「Q SEAT」がメインの階段の目の前に停車します。組み込み箇所が3号車になったのは可能な限り階段から遠く混まない場所だからと目にした気がしますが、ここだけは避けられなかったのでしょう。まあ7両編成の停車位置を変えれば済む話ですが…

溝の口を出ると右手の引き上げ線にもう1本の6020系が見えて来ます。クロスシートのまま長津田から回送され、上りの”乗り得"急行として大井町に向かいます。

梶が谷から江田までは先の急行との間に各停が挟まるため、今にも止まりそうなスピードで進み4分遅れて鷺沼に到着しました。駅員による案内は徹底されていましたが、急行と各停が行った直後なので乗客は僅かでした。

「3号車は乗車券のみでご利用になれます」という放送が流れるとたまプラーザに到着しました。若干の乗車があり空席もほぼ埋まりました。大井町から乗っていた係員はここで下り、深々と頭を下げて見送っていました。夜遅くまでお疲れ様でした。

次のあざみ野青葉台で立ち客が増え、徐々に普通の車両と変わらなくなって来ました。江田でやっと先行の各停を抜かしてからは水を得た魚の如く加速し、それでも終点長津田には3分の遅れで到着しました。最終列車<Q SEAT231号>に備えて慌ただしく引き上げて行きました。

 

“座席の向きが変わっただけ”とはいえ、車内宴会のようなこれまで考えられなかったような光景も見られ、田園都市線の新しい時代の到来を感じられました。その一方、利用者への周知と誤乗対策はまだ不完全で、改善の余地がある気がしました。今後のサービス向上に期待が高まります。

 

ご覧下さいましてありがとうございました。