夕ラッシュの高崎線には、大胆にも乗降客数線内1位*1の上尾と4位の桶川を通過してしまう*2通勤快速が運行されています。しかも東京から帰宅する下り方向だけでなく、上り方向にも運行されているのです。果たして上り列車にも上尾・桶川を通過する意義があるのでしょうか?
- 乗車日:10/25(木)
- 種別/行先:通勤快速・上野行き
- 乗車区間/時刻:前橋(18:15)→赤羽(19:55)
- 編成:E233系近郊タイプ・10両編成(途中増結なし!)
- 乗車車両:2号車
17:45
前橋駅2番線に到着。まだ乗客は誰もいなかった。
17:59
折り返し通勤快速となる普通列車が到着し、普通車にも一度清掃員の巡回が来た。特に放送は無かったが、地元の方にその旨を教えて頂いた。感謝。
18:15
ボックス席の進行方向窓側を確保して前橋を出発。まだ乗客は1両あたり10人ほど。先行の高崎行きと10分しか間隔が空いてないためか、途中の各駅での乗車は少ない。
18:30
高崎到着。若干の下車と大量乗車があり、座席の大半はここで埋まった。
18:53
本庄到着。高崎と並ぶ大量乗車があり、立ち客発生。降車は少ない。
19:02
深谷到着。更に乗客が増える。
19:07
籠原到着。増結作業をせずすぐ発車。何故か降車が多かったが、後続の普通列車への乗り換えだろうか?
19:13
熊谷到着。乗車より降車が多かったが、まだ満席。快速運転開始。
19:24
鴻巣到着。少し乗車があったが降車はほぼ無し。駅の電光掲示板に「次は大宮」の表示があった。
大宮までノンストップ運転開始!既に1両に20人もの立ち客がいた。
19:30
桶川で先行の普通列車を追い抜く。こちらから見る限り普通列車はガラガラであった。
19:35
上尾通過。普通列車までまだ時間があるが、待っている客はかなり多い。もし通勤快速が停まったら満員になってしまうだろう。
19:41
大宮到着。一気に車内の半数が下車!高崎・本庄・熊谷への逆方面通勤は意外と多いのではないか。少し乗車もあったがここで空席が出た。
19:47
浦和到着。駅の規模の割に乗降は少なかった。
一緒に前橋から乗った客がまだまだ残っていた。かなり前橋への出張需要があるのだろう。
19:55
赤羽で下車。上野に向かう車内は既にガラガラであった。
19:58
続いて宇都宮線からの通勤快速が到着。乗客数はほぼ同じで、列車の性格もほぼ同じなようだ。
高崎・本庄・深谷〜大宮の通勤客、前橋・高崎〜大宮・東京の出張・用務客が上り通勤快速の需要を支えていました。たとえ逆方面であろうと、遠距離需要はかなり多かったのです。しっかりと普通列車との遠近分離が機能していて、敢えて主要駅を通過している意味が良く分かりました。
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